イーブンペースとは?
いーぶんぺーす
イーブンペースとは、マラソンや長距離走などで最初から最後まで均一な速度で走り続けるペース配分の戦略です。
イーブンペース(even pace)とは、長距離走・マラソン・トライアスロンなどの持久系スポーツにおいて、レース全体を通じてほぼ一定のスピードを維持して走るペース配分の方法です。「イーブン」は「均等・一定」を意味する英語で、前半と後半でタイムを極力そろえることを目指します。
イーブンペースが推奨される理由は、生理学的なエネルギー消費の観点にあります。序盤に速く走りすぎると筋肉内のグリコーゲンが急速に消費され、後半に急激なペースダウン(いわゆる「壁」や「ガス欠」)を引き起こします。一定ペースで走ることで、エネルギーを効率よく使い最後まで安定したパフォーマンスを維持できます。
イーブンペースの実践における主なポイントは以下の通りです。
- 目標タイムから1キロごとのラップタイムを事前に計算する
- GPSウォッチやペースバンドを活用してリアルタイムでペースを確認する
- 序盤の高揚感による飛び出しを意識的に抑える
- コースの高低差に応じてペースを調整する(傾斜修正)
世界記録レベルのマラソンでは前半より後半をわずかに速く走る「ネガティブスプリット」が多く見られますが、市民ランナーにとってはイーブンペースを目指すことが安定したタイムへの近道とされています。
使い方・例文
フルマラソンを4時間で完走したい場合、イーブンペースではキロ5分41秒を42キロ通して維持することになります。
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