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イボ人とは?

いぼじん

イボ人とは、ナイジェリア南東部を中心に居住するアフリカ最大規模の民族集団の一つで、独自の言語・文化・社会構造を持つ人々です。

イボ人(Igbo)は、ナイジェリア南東部のニジェール川下流域を中心に居住する民族集団で、ヨルバ人・ハウサ人と並びナイジェリア三大民族の一つに数えられます。人口は3000万人を超えるとも言われ、アフリカでも有数の規模を誇ります。

イボ語(イグボ語)はニジェール・コルドファン語族に属し、声調言語です。伝統的な社会構造は首長制や中央集権的な王権を持たない分権的な村落共同体を基本とし、長老会議や年齢集団による合議制が重視されてきました。この点は同じナイジェリアのヨルバ・ハウサとは大きく異なります。

宗教面では、精霊信仰や先祖崇拝を核とする伝統宗教が根付いていましたが、植民地時代以降キリスト教が広く普及し、現在はカトリックやプロテスタントを信仰する人が多数を占めます。

20世紀後半のビアフラ戦争(1967〜70年)ではイボ人が中心となって独立国家ビアフラを宣言し、内戦で多大な犠牲を出しました。この歴史的経験はイボ人のアイデンティティに深く刻まれています。商才に長けた人々として知られ、ナイジェリア各地で商業・教育分野で活躍しています。

使い方・例文

ナイジェリアの文学を研究する際、ノーベル文学賞候補として知られるチヌア・アチェベの作品を通じてイボ人の文化・価値観に触れることができます。

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