イズンとは?
いずん
北欧神話に登場する若さと不老の女神で、神々が永遠の若さを保つための黄金のリンゴを管理していることで知られます。
イズン(Iðunn、Idunn)は、北欧神話に登場するアース神族の女神です。その主要な役割は、神々に若さと不老を与える黄金のリンゴを管理・守護することにあります。神々はこのリンゴを定期的に食べることで永遠の若さを保ち、老いることなく生き続けることができるとされています。
イズンは詩人の神ブラギの妻であるとされており、古ノルド語の写本「散文エッダ」や「詩のエッダ」に記述が残っています。彼女にまつわる最も重要な神話はイズンの誘拐の物語です。
この神話の概要は以下の通りです。
- 悪賢い巨人シャツィが、ロキを脅してイズンをアースガルズ(神々の国)から連れ去らせた
- イズンを失った神々は急速に老化し、白髪・皺が生じてしまった
- 神々に問い詰められたロキが鷹の姿に変身してイズンを救出し、アースガルズに連れ帰った
- 怒ったシャツィが追いかけてきたところを、神々が火で焼き殺した
イズンは北欧神話における若さ・生命力・春の象徴として解釈されることが多く、彼女の不在が神々の老いという形で語られる神話は、季節の循環や生死のサイクルを象徴的に表現しているとも考えられています。
使い方・例文
北欧神話を扱うゲームや文学作品で「若さのリンゴ」や「リンゴの女神」として登場するのがイズンです。
この用語をシェア
最終更新: