イスマーイール派とは?
いすまーいーるは
イスマーイール派とは、イスラム教シーア派の一分派で、第7代イマームをめぐる継承問題から分岐した宗派です。
イスマーイール派(イスマーイールは)とは、イスラム教シーア派の中の一分派で、七イマーム派とも呼ばれます。8世紀、第6代イマームのジャアファル・アッサーディクが後継者として指名した長男イスマーイールが父より先に死去したことをめぐり、イスマーイールの子ムハンマド・イブン・イスマーイールを第7代・最後のイマームと認めるグループが成立したことに始まります。
イスマーイール派は歴史的に強い政治力を持ち、10世紀から12世紀にかけてエジプトを中心に支配したファーティマ朝はイスマーイール派を国教とする王朝でした。この時代にカイロが建設され、アル=アズハル学院(現アズハル大学の前身)が設立されました。
教義の特徴としては、クルアーンの外面的意味(ザーヒル)と内面的・象徴的意味(バーティン)を区別するバーティン解釈が重視される点が挙げられます。また、イマームを神の光の体現者として霊的権威の源泉と見なします。
現代では、アーガー・ハーンを精神的指導者とするニザーリー派が最大のイスマーイール派宗派であり、インド・パキスタン・東アフリカなどに信者が多くいます。
使い方・例文
イスラム史の授業やイスラム神学の解説において、シーア派の内部分裂を説明する文脈でイスマーイール派が登場します。
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