アーキビストとは?
あーきびすと
アーキビストとは、公文書や歴史的記録物を収集・整理・保存し、後世に伝える専門職のことです。
アーキビスト(Archivist)とは、行政機関・企業・大学・博物館などが保有する公文書・歴史的記録・貴重資料を専門的に管理する職業です。単なる保管担当者ではなく、資料の真正性を鑑定し、長期保存に適した処置を施し、利用者が適切にアクセスできるよう整備する幅広い役割を担います。
業務の流れは大きく次の段階に分かれます。
- 収集・移管:行政機関や組織から保存価値のある記録を引き受ける
- 評価・選別:永久保存すべき資料と廃棄可能な資料を判断する
- 整理・記述:資料に目録情報を付与し、検索できる状態にする
- 保存処置:温湿度管理・脱酸処理・デジタル化などで劣化を防ぐ
- 提供・公開:研究者や市民からの閲覧請求に応じて資料を提供する
日本では2009年施行の公文書管理法を契機に、国や自治体における専門職としての需要が高まりました。国立公文書館をはじめ、大学文書館・企業アーカイブ・放送局など活躍の場は多岐にわたります。デジタル化が進む現代では、電子記録の長期保存技術(電子アーカイブ)の知識も不可欠となっています。
アーキビストは歴史的事実の証拠を守る「記録の番人」として、社会の透明性と文化的記憶の継承に重要な役割を果たします。
使い方・例文
自治体の公文書館に勤めるアーキビストが、戦前の行政文書を脱酸処理してデジタル化し、市民が閲覧できるデータベースに登録する、といった場面で登場します。
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