畳職人とは?
たたみしょくにん
畳職人とは、藺草や稲わらなどを材料として畳の製作・修繕・張り替えを専門に行う職人で、日本の伝統的な住文化を支える技能者です。
畳職人(たたみしょくにん)とは、日本の伝統的な床材である畳の製作・取り付け・修繕・張り替えを専門とする職人のことです。「畳師」とも呼ばれ、長年の修業によって培われた高度な技術と知識をもちます。
畳の構造は大きく3つの部分から成ります。
- 畳床(たたみどこ):内部の芯材で、伝統的には稲わらを圧縮したものが使われてきました。現在はスタイロフォーム(断熱材)やインシュレーションボードを使用した床も普及しています。
- 畳表(たたみおもて):い草(藺草)を織り込んだ表面の部分で、青畳特有の香りのもとになります。熊本県八代産のい草が国産最高品質として有名です。
- 畳縁(たたみべり):畳の長辺を覆う布のことで、家紋入りや柄もの、無地など種類が豊富です。
畳職人の主な仕事には、新調(新たに畳を作ること)・裏返し(表面を裏返して再使用すること)・表替え(畳表だけを新しいものに交換すること)・縁替え(畳縁のみを交換すること)があります。部屋の形に合わせて畳を正確に採寸し、手縫いで仕上げる工程には熟練の技が求められます。
現代では洋室化が進み畳の需要は減少していますが、和室の良さが見直される動きや、デザイン性の高い琉球畳・カラー畳の登場により、畳文化は新たな形で継承されています。畳職人の技術は日本の無形文化財としても重要視されています。
使い方・例文
「畳が傷んできたので畳職人に表替えを頼んだ」という場面や、新築の和室に合わせて職人が採寸・製作するときに登場します。
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