速記者とは?
そっきしゃ
速記者とは、速記記号や速記文字を使って話し言葉をリアルタイムで素早く記録する専門職のことです。
速記者(そっきしゃ)は、速記術(速記文字・速記記号)を用いて、会議・裁判・議会・講演などの場で話し言葉をほぼリアルタイムで紙やキーボードに記録する専門職です。「ステノグラファー(stenographer)」とも呼ばれます。
速記には大きく分けて二つの方式があります。
- 符号式速記(日本式):日本語に合わせた独自の記号体系(衆議院式・参議院式・早稲田式など)を使い、専用の速記符号で音声を書き留める方式
- 機械速記(ステノタイプ):特殊なキーボードを持つ速記機を使って音節単位で高速入力する方式。英語圏の法廷などで広く使われる
速記者の主な活躍の場は以下のとおりです。
- 国会・地方議会の会議録作成
- 裁判所の法廷記録
- 企業の取締役会・委員会の議事録
- 講演・シンポジウムの記録
速記技術の習得には専門学校や通信教育での訓練が必要で、「速記技能検定」などの資格試験もあります。近年は音声認識AI技術の向上により自動文字起こしが普及しつつありますが、固有名詞の多い専門的な会議や法廷での正確な記録においては、熟練した速記者の需要が依然としてあります。
使い方・例文
国会中継の画面下に字幕として表示される議事録は、かつては速記者が符号で書き留めた記録をもとに作成されており、現代でも速記者が議会の正式な会議録作成に携わっている場合があります。
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