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真正性とは?

しんせいせい

真正性とは、ある物・情報・行為が「本物であること」「正真正銘であること」を指す概念で、文化財・デジタルセキュリティ・哲学など多分野で用いられます。

真正性(しんせいせい、英語では authenticity)とは、対象となる物・情報・人物・行為などが、主張されているとおりに「本物である」「偽りなく原本に由来する」「改ざんされていない」ことを意味する概念です。文脈によって意味合いが異なります。

文化財・文書の分野では、作品や史料が「制作者や時代について主張されているとおりの起源を持つか」という来歴の正真性を指します。世界遺産の登録基準の一つにも真正性(オーセンティシティ)が含まれており、文化的価値の核心とされます。修復・復元においては、素材・技法・形態・環境との関係性といった観点から真正性が評価されます。

情報セキュリティの分野では、データや通信が「正当な送信元から改ざんなく届いているか」という完全性・本人確認の意味で用いられます。電子署名・デジタル証明書・ハッシュ関数などが真正性の担保に使われます。

哲学・実存主義の文脈では、人間が他者の価値観や社会的役割に流されず、自分自身の本来的なあり方で生きることを「真正な存在」と呼びます(ハイデガーやサルトルの議論)。

いずれの文脈でも、真正性は「信頼の基盤」として機能しており、その検証・保証が制度や技術の根幹をなします。

使い方・例文

文化財保護の場で「この絵画の真正性を証明する」とは、その作品が本当に特定の画家・時代に制作されたものであることを資料や科学的分析で示すことを意味します。情報セキュリティでは、電子メールの送信者が本人かどうかを確認する行為も真正性の検証です。

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