アメリカザリガニとは?
あめりかざりがに
北アメリカ原産で、食用ガエルの餌として日本に持ち込まれたのち各地の水辺に広く定着した、身近な外来種のザリガニです。
アメリカザリガニは、北アメリカ南東部を原産地とする淡水生の甲殻類で、体長は10センチメートル前後、赤褐色の硬い殻とはさみを持つのが特徴です。日本には昭和初期に、食用のウシガエルの餌として持ち込まれたのが始まりとされ、その後全国の水田や池、用水路など身近な水辺に広く定着しました。雑食性で水草や小さな水生生物、有機物などを幅広く食べ、繁殖力も強いことから、在来の水生生物や生態系に影響を与える外来種としても問題視されています。
一方で、丈夫で飼育しやすく、子どもが網や糸を使って手軽に捕まえられることから、長年にわたり夏の水辺遊びの代表的な生き物として親しまれてきました。近年は外来生物法に基づく条件付特定外来生物に指定され、野外への放流や販売・輸入には規制が設けられる一方、すでに飼っている個体をペットとして飼い続けることは引き続き認められています。身近でありながら生態系への影響も抱える、複雑な立場の生き物といえます。
使い方・例文
夏休みに近所の用水路で、子どもたちがアメリカザリガニ釣りを楽しんだ。
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