アビオニクスとは?
あびおにくす
アビオニクスとは、航空機や宇宙船に搭載される電子機器・システムの総称で、航法・通信・飛行制御などを担います。
アビオニクス(Avionics)は、「航空(Aviation)」と「電子工学(Electronics)」を組み合わせた造語で、航空機・ヘリコプター・宇宙船に搭載されるすべての電子機器やシステムを指します。現代の航空機において安全な運航を支える中核的な技術分野です。
アビオニクスが担う主な機能は以下のとおりです。
- 航法システム:GPS・INS(慣性航法装置)・VOR/ILS受信機など
- 通信システム:VHF/HF無線機・衛星通信・ACARS(データリンク)
- 飛行制御・自動操縦:フライトマネジメントシステム(FMS)・オートパイロット
- 監視・警報:TCAS(空中衝突防止装置)・GPWS(対地接近警報装置)・気象レーダー
- 表示システム:グラスコックピット(多機能液晶ディスプレイ)
かつてのアナログ計器主体のコックピットから、現代の航空機ではほぼすべての情報がデジタル化・統合され、パイロットの負担軽減と安全性向上に大きく貢献しています。軍用機でも高度なアビオニクスが戦闘力を左右する重要要素とされており、民生技術と軍用技術が互いに発展を促し合ってきた分野でもあります。
使い方・例文
航空会社が旧型機を最新仕様に改修する際に「アビオニクスをアップグレードした」と表現したり、航空機メーカーが新型機の特長として先進的なアビオニクス搭載を謳う場面でよく登場します。
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