アヌビスとは?
あぬびす
アヌビスとは、古代エジプト神話に登場するジャッカルの頭を持つ死者と冥界を司る神で、死者の魂を導く役割を担っています。
アヌビス(Anubis)は、古代エジプトの宗教・神話において死者の守護神として崇拝された神格です。人の体にジャッカル(またはイヌ科の動物)の頭を持つ姿で描かれることが多く、黒い毛皮は死と再生、そして豊穣の色とされていました。
アヌビスの主な役割は大きく2つあります。まず、死者が冥界へ向かう際に魂を安全に導く「案内者」としての役割です。次に、冥界での裁判において死者の心臓を「真実の羽根(マアトの羽根)」と天秤で量る「秤量の儀式」を執り行う審判者としての役割です。この儀式でバランスが保たれた者だけが永遠の命を得るとされました。
古代エジプトではミイラ作りの技術が発達しており、アヌビスはその守護神でもありました。ミイラ作りの職人は儀式中にアヌビスの仮面をつけたとも伝えられています。
現代においても、アヌビスは映画・ゲーム・漫画などの創作物に頻繁に登場し、「死」や「冥界」「神秘」を象徴するキャラクターとして広く親しまれています。エジプト考古学の展示でもその像や壁画が多く見られます。
使い方・例文
エジプト神話をテーマにしたゲームや映画では、アヌビスが死者の魂を測る審判者として描かれる場面がよく登場します。
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