アチョテとは?
あちょて
アチョテとは、中南米原産の植物の種子から得られる天然の赤橙色の色素・香辛料で、料理に鮮やかな色と独特の風味を加えます。
アチョテ(Achiote)は、熱帯植物ベニノキ(学名:Bixa orellana)の種子から得られる赤橙色の天然色素で、香辛料としても使われます。「アナトー(Annatto)」とも呼ばれ、食品表示では着色料として「アナトー色素」の名前で目にすることがあります。
アチョテの主要な色素成分はビキシンとノルビキシンで、脂溶性と水溶性の両方の形態があります。熱や光に対して比較的安定しており、チーズ、バター、マーガリンなどの加工食品の着色に広く利用されてきました。
料理の世界では、中南米・カリブ海地域の伝統料理に欠かせない素材です。メキシコのユカタン半島では豚肉をアチョテペーストで漬け込んだ「コチニータ・ピビル」が有名で、フィリピン料理でも「アチュエテ」として炒め物や煮込みに色づけとして活用されます。マイルドな土っぽい風味と、料理全体を鮮やかな赤橙色に染める視覚効果が特徴です。
近年は天然由来の食品着色料への需要が高まるなかで、合成色素の代替としても注目されています。
使い方・例文
メキシコ料理やフィリピン料理のレシピで「アチョテペースト」や「アチョテオイル」として登場し、料理に鮮やかな赤橙色と風味を加えるために使われます。
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