アダマイトとは?
あだまないと
アダマイトとは、ヒ酸亜鉛を主成分とする鉱物で、鮮やかな黄緑〜緑色の蛍光性が特徴の希少コレクター鉱物です。
アダマイトは化学式Zn₂(AsO₄)(OH)で表されるヒ酸塩鉱物で、斜方晶系に属します。1866年にチリで初めて記載され、フランスの鉱物学者ジルベール・ジョセフ・アダム(Gilbert-Joseph Adam)にちなんで命名されました。
最も際立った特徴は、紫外線(ブラックライト)照射下での強烈な黄緑色の蛍光反応です。これはウラニル基や銅の不純物に起因するとされており、ミネラルショーやコレクター間で「蛍光鉱物」として高い人気を誇ります。
主な特性は以下の通りです。
- モース硬度:3.5
- 色:黄色、黄緑、緑、白、無色など(銅含有量により変化)
- 蛍光:紫外線下で強烈な黄緑色に発光
- 劈開:1方向に良好
- 比重:約4.32〜4.48
主要産地はメキシコ(ドゥランゴ州マパミ)で、世界最高品質とされる標本が産出されます。その他、ギリシャ、チリ、ナミビア、アメリカなどでも産出されます。銅が混入すると「キュプロアダマイト」と呼ばれ、より鮮やかな緑色を帯びます。ヒ素化合物であるため、標本の取り扱いには洗浄後の手洗いなど基本的な注意が必要です。
使い方・例文
ミネラルショーでアダマイトの標本にブラックライトを当てると、蛍光グリーンとも呼ぶべき鮮烈な黄緑色の光を放つ様子が観察でき、初めて見た人が驚くほど印象的な蛍光鉱物として知られています。
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