鉱物学とは?
こうぶつがく
鉱物学とは、地球や宇宙に存在する鉱物の組成・構造・性質・産状を研究する学問です。
鉱物学は、自然界に存在する無機固体物質である鉱物を対象に、その化学組成・結晶構造・物理的性質・産出状況・生成メカニズムを科学的に研究する学問です。地質学・化学・物理学が融合した分野で、地球科学の基礎を担います。
鉱物には現在6000種以上が認定されており、代表的な分類は次の通りです。
- ケイ酸塩鉱物:石英・長石・雲母など、地殻の大部分を占める
- 酸化鉱物:磁鉄鉱・コランダム(ルビー・サファイアの母体)など
- 硫化鉱物:方鉛鉱・黄鉄鉱など金属資源として重要
- 炭酸塩鉱物:方解石・霰石など石灰岩の主成分
- 元素鉱物:金・銀・ダイヤモンドなど単一元素からなる
鉱物は硬度・劈開・光沢・色・比重などの物理的特性で識別でき、モース硬度計(1=滑石〜10=ダイヤモンド)は鉱物の同定に広く使われます。
鉱物学の知見は金属・半導体・宝石などの資源開発、セラミクス・電子材料の合成、地球環境の解析、さらには隕石や月岩石の分析を通じた惑星科学にも応用されます。
使い方・例文
宝石店で「この石はコランダムでモース硬度9です」と説明されるとき、その性質の根拠は鉱物学の研究成果に基づいています。
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