わし星雲とは?
わしせいうん
わし星雲とは、たて座の方向に位置する散光星雲で、「創造の柱」と呼ばれる美しいガス柱の画像で世界的に知られています。
わし星雲(Eagle Nebula)は、M16またはNGC 6611とも呼ばれ、たて座の方向に位置する散光星雲です。地球からの距離はおよそ7,000光年とされており、中心部に散開星団NGC 6611を抱えています。
わし星雲が世界的に有名になったのは、1995年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「創造の柱(Pillars of Creation)」と呼ばれる画像によります。この画像は高さ数光年に及ぶ巨大なガスと塵の柱が林立する幻想的な光景を捉えており、現代天文学を代表するアイコン的な写真の一つです。
「わし(Eagle)」という名称は、星雲全体の形が翼を広げたワシに似て見えることに由来します。星雲内部はHII領域(電離水素ガス領域)であり、誕生したばかりの若い高温の星から放射される紫外線がガスをイオン化して光らせています。
「創造の柱」はその後の観測で、近傍の超新星爆発によってすでに破壊されている可能性が示唆されており、私たちが目にしているのは数千年前の姿であるとも言われています。このような事実も、宇宙の広大なスケールと天文観測の面白さを伝えるエピソードとして語られます。
使い方・例文
NASAの天文写真コレクションや科学教育の教材で「わし星雲の『創造の柱』は星が生まれる現場を直接とらえた象徴的な画像だ」のように紹介されます。
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