ふくろたけとは?
ふくろたけ
ふくろたけとは、熱帯・亜熱帯地域に自生するキノコで、卵形の外皮に包まれた幼菌が食用として珍重され、アジア料理に広く使われます。
ふくろたけ(袋茸、学名:Volvariella volvacea)は、ハラタケ目フクロタケ科に分類されるキノコです。中国語では「草菇(ツァオグー)」とも呼ばれ、中国料理や東南アジア料理において欠かせない食材のひとつです。
ふくろたけの最大の特徴は、その成長過程にあります。幼菌のうちは白い卵形の外皮(ツボ)に全体が包まれており、成熟するにつれてこの外皮を破って傘が展開します。食用として最も価値が高いのはこの卵形の幼菌段階で、ぷりぷりとした食感と旨味成分が凝縮されています。
原産地は熱帯・亜熱帯アジアで、稲わらや堆肥などの繊維質の有機物を培地として栽培されます。高温多湿の環境を好むため、日本国内での商業栽培は難しく、市場に出回るものの多くはタイや中国からの輸入缶詰品または生鮮品です。
料理では炒め物・スープ・鍋料理などに広く使われ、特に中華料理の八宝菜や飲茶のメニューに頻繁に登場します。ビタミンB群やミネラルを含む栄養価の高い食材でもあります。保存には缶詰や水煮パックが一般的ですが、生のものは風味が優れています。
使い方・例文
「中華料理店の八宝菜にぷりっとしたふくろたけが入っていた」というように、中華・アジア料理の具材として登場することが多い食材です。
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