ひじきとは?
ひじき
ひじきとは、日本沿岸の岩礁に生える褐藻類の海藻で、鉄分や食物繊維が豊富な伝統的な食材です。
ひじき(鹿尾菜・羊栖菜)は、ヒバマタ目ホンダワラ科に属する多年生の褐藻類です。学名はSargassum fusiforme(旧学名Hizikia fusiformis)で、日本・韓国・中国の太平洋沿岸の岩礁に群生します。黒色〜黒褐色の細い茎と小さな葉状体・球状の気泡体を持つのが特徴です。
収穫したひじきは灰汁(アク)処理のために長時間蒸煮・乾燥されることで、あの特有の真っ黒な色と独特の食感・風味が生まれます。主な栄養成分は次のとおりです。
- 鉄分(植物性食品の中でもトップクラス)
- カルシウム(牛乳を上回るレベル)
- マグネシウム・カリウム
- 食物繊維(水溶性・不溶性ともに豊富)
ただし乾燥ひじきには無機ヒ素が含まれることが知られており、厚生労働省は過剰摂取を避けるよう注意喚起しています。適量(1日数グラム程度)であれば問題なく、伝統的な日本の食文化の中で長く健康食として位置づけられています。三重県・千葉県などが国内主要産地です。
使い方・例文
ひじきと油揚げ・にんじん・大豆を一緒に煮た「ひじきの煮物」は、日本の家庭料理や給食の定番として広く知られています。
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