はえ座とは?
はえざ
はえ座は、南天に位置する小さな星座で、身近な昆虫「ハエ(蠅)」をかたどった88星座のひとつです。
はえ座(学名:Musca)は、南天に位置する小さな星座で、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座のひとつです。名前はラテン語で「ハエ(蠅)」を意味し、身近な昆虫をモチーフにした珍しい星座のひとつです。
この星座は16〜17世紀のオランダの航海士ペトルス・プランシウスとフレデリック・デ・ハウトマンらによって設定されました。1598〜1600年頃の南天航海の観測をもとに生み出された「南天の12星座」のひとつで、1603年にヨハン・バイエルの星図『ウラノメトリア』に掲載されました。当初は「みなみのはえ座」とも呼ばれていましたが、後に現在の「はえ座」に統一されています。
はえ座は南十字座のすぐ南に位置しており、南半球では南十字座と一緒に夜空でよく目に入ります。日本からはほぼ観察できない星座です。
主な特徴と見どころは次の通りです。
- 面積は約138平方度と小さめ
- α星:3等星台の明るさを持ち、はえ座でもっとも輝く星
- β星・δ星・λ星なども3〜4等台で、全体として比較的星が揃っている
- NGC 4833・NGC 5189:球状星団と惑星状星雲があり、望遠鏡の観察対象として人気
南十字座の隣に位置するため、南半球では非常に見つけやすい星座のひとつです。昆虫をモチーフにした珍しい星座として、全天88星座を制覇しようとする天文ファンにも記憶に残る星座となっています。
使い方・例文
南半球での星空観察では、南十字座を見つけたすぐ南にはえ座があります。南半球への旅行やプラネタリウムで南天の星座を探索する際によく紹介される星座のひとつです。
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