本文へスキップ

なんぎとは?

なんぎ

なんぎとは、主に関西方言で「苦労すること・大変なこと」を意味する言葉で、「難儀」という漢字に由来します。

「なんぎ」は漢字で「難儀(なんぎ)」と書き、本来は「難しいこと・苦しいこと・やっかいなこと」を意味する和語です。標準語でも使われますが、とくに大阪・京都・神戸など関西地方の日常会話では頻繁に登場する言葉として知られています。

日常的な使われ方には大きく二つのニュアンスがあります。

  • 苦労・難儀の意味:「あんな坂道をのぼるのはなんぎやわ」のように、苦しい・つらい・困るという感情を表す
  • 気の毒・かわいそうの意味:「そんなに仕事が多くてなんぎやなあ」のように、相手を気遣うニュアンスで使う

関西弁では形容動詞として「なんぎな」「なんぎやわ」「なんぎしてる」など活用され、親しみやすい表現として広く使われます。また、歴史的には「難儀する」という動詞形も文語・口語問わず用いられてきました。現代では方言の魅力を伝えるSNSや漫才・ドラマなどを通じて関西以外にも知られるようになっており、語感の柔らかさから親しまれる言葉のひとつです。

使い方・例文

「毎朝満員電車で通勤するのはほんまになんぎやなあ」という関西弁の会話では、通勤のつらさ・苦労を嘆く気持ちが込められています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語