和語とは?
わご
和語とは、古来から日本語に存在する固有の語彙のことで、漢語や外来語とは区別される日本語の根幹をなす言葉の層です。
和語(わご)とは、日本語の語彙を起源別に分類した際に、日本固有の言語から生まれた言葉の総称です。漢字が伝来する以前から日本列島で使われてきた言葉を指し、「大和言葉(やまとことば)」とも呼ばれます。漢籍・仏典などから取り入れた「漢語」、近代以降に主として欧米から流入した「外来語(洋語)」と並んで、日本語の語種の一つとして分類されます。
和語の音韻的特徴として、もともと一音節一語形が多く、母音で終わる開音節が多いという点が挙げられます。漢語が音読みで読まれるのに対し、和語は訓読みで読まれるものが多く、「山(やま)」「川(かわ)」「花(はな)」「空(そら)」などが典型例です。
和語は日常生活に密着した語が多く、自然・感情・身体・動作などを表す基本的な語彙に豊富に分布しています。また、日本語の動詞・形容詞・助詞・助動詞の大部分は和語で構成されており、文法的な骨格を担っています。
- 自然:山・川・海・空・雨・雪
- 感情:うれしい・かなしい・たのしい
- 動作:食べる・歩く・話す・見る
- 身体:て(手)・め(目)・はな(鼻)
現代日本語には漢語や外来語も多く混在していますが、和語は日本語の根幹として話し言葉・書き言葉の両面で重要な役割を担い続けています。
使い方・例文
「『山(やま)』や『川(かわ)』は和語の典型例で、漢字を使って書いても読み方(訓読み)は日本固有の言葉に由来する」というように、国語教育や語彙論の文脈で説明される。
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