本文へスキップ

どぶろくとは?

どぶろく

どぶろくとは、米・米麹・水を原料に発酵させた、もろみを漉さずにそのまま飲む日本の伝統的な濁り酒です。

どぶろくは、米・米麹・水を原料として発酵させたもろみを、漉すことなくそのまま飲む日本の伝統的な醸造酒です。「濁酒(にごりざけ)」とも呼ばれ、白く濁った外観と、甘みと酸味が混ざり合ったまろやかな味わいが特徴です。

日本酒(清酒)との最大の違いは、もろみを漉して清澄化するかどうかにあります。清酒は「こし」の工程を経て透明な液体になりますが、どぶろくはそのまま飲むため、米の固形分や酵母・麹が残っています。アルコール度数は仕込み方によって異なりますが、一般的に8〜15%程度のものが多いです。

どぶろくの歴史は古く、日本の稲作文化とともに発展したとされており、農村や神社での祭礼・行事と深く結びついていました。しかし、明治時代以降の酒税法の整備により、免許のない個人がどぶろくを製造することは原則として禁じられています。

近年は規制緩和により、農家民宿や特区に認定された地域でどぶろくの製造・販売が一定の条件のもとで認められるようになり、「どぶろく特区」として地域振興に活用している自治体もあります。また、現代の酒蔵でも製造・販売されており、日本酒ファンやクラフト酒愛好家から注目を集めています。

使い方・例文

農村の収穫祭や神社の秋祭りで振る舞われる白濁した手作りの酒として、どぶろくが登場する場面が典型的です。どぶろく特区に認定された地域の農家レストランや宿泊施設では、自家製どぶろくを提供するメニューが見られることもあります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語