ちょうこくしつ座とは?
ちょうこくしつざ
ちょうこくしつ座は、南天に位置する星座で、芸術家の「彫刻室(アトリエ)」をかたどった88星座のひとつです。
ちょうこくしつ座(学名:Sculptor)は、南天に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座のひとつです。名前はラテン語で「彫刻家の工房(アトリエ)」を意味するSculptor Studioに由来しており、芸術家が作業する部屋をイメージしています。
この星座も18世紀のフランスの天文学者ニコラ・ルイ・ド・ラカイユが設定した近代星座のひとつです。もとはラカイユが「彫刻家のアトリエ」(l'Atelier du Sculpteur)と命名したものが、後に短縮されてSculptorとなりました。
ちょうこくしつ座はくじら座とフェニックス座の間に位置し、天の川銀河の南極方向にあたります。そのため、遠方の銀河を観測するのに適した天域のひとつとして知られています。
主な特徴と見どころは次の通りです。
- 面積は約475平方度と中程度の大きさ
- もっとも明るい星はα星で、4等星程度と暗め
- ちょうこくしつ座銀河団:比較的近距離にある銀河群で、NGC 253(ちょうこくしつ座銀河)などが含まれる
- NGC 253は南天でもっとも明るい銀河のひとつで、双眼鏡でも観察できる
とくにNGC 253(ちょうこくしつ座銀河)は、南半球の天文ファンが必ず目標にする美しい渦巻き銀河で、写真撮影の対象としても人気があります。個々の星は暗いものの、銀河観測の名所として天文愛好家に知られた星座です。
使い方・例文
ちょうこくしつ座は秋の夜空に南の空に位置します。天文ファンの間ではNGC 253(ちょうこくしつ座銀河)を双眼鏡や望遠鏡で観察するのが楽しみ方として知られています。
この用語をシェア
最終更新: