すぐりとは?
すぐり
スグリとは、ユキノシタ科スグリ属の低木で、酸味のある小粒の果実を実らせ、ジャムや果実酒などに広く利用される果樹です。
スグリは、ユキノシタ科(APG分類ではスグリ科 Grossulariaceae)スグリ属(Ribes)に属する落葉性の低木です。北半球の冷涼な地域に多く分布し、ヨーロッパや北アメリカ、アジアに多くの種が自生しています。日本では北海道や本州の高山帯に野生種が見られます。
スグリには大きく分けて、黒スグリ(カシス・Ribes nigrum)、赤スグリ(レッドカーラント・Ribes rubrum)、白スグリ、そして西洋スグリ(グーズベリー・Ribes uva-crispa)などの種類があります。それぞれ果実の色・風味・用途が異なります。
- 黒スグリ(カシス):濃い黒紫色の果実で強い芳香があり、リキュール「クレーム・ド・カシス」の原料として有名
- 赤スグリ(レッドカーラント):透明感のある赤い小粒で、酸味が強くゼリーやソースに利用
- グーズベリー(西洋スグリ):緑または赤く熟す大粒の果実で、ジャムやパイに向く
果実はビタミンCやアントシアニン、ポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用が高い食材として評価されています。特にカシスはビタミンCの含有量が非常に高く、機能性食品としても注目されています。
栽培は比較的容易で、冷涼な気候を好みます。日本では北海道を中心に産地があります。家庭果樹としても育てやすく、収穫した果実をジャム・ジュース・果実酒などに加工して楽しめます。
使い方・例文
カシス(黒スグリ)は「キール」や「キール・ロワイヤル」といったカクテルの原料として知られており、スーパーでカシスリキュールとして広く販売されています。
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