さとうきびとは?
さとうきび
さとうきびとは、砂糖の原料となる甘い茎を持つイネ科の多年草で、熱帯・亜熱帯で広く栽培される作物です。
さとうきび(砂糖黍、学名:Saccharum officinarum)は、イネ科サトウキビ属に属する多年草で、熱帯・亜熱帯地域を原産とします。茎にスクロース(砂糖)を大量に蓄える性質を持ち、世界の砂糖生産の大部分をさとうきびが担っています。
さとうきびの茎は直径2〜5センチ、高さは2〜4メートル程度に成長し、節ごとに葉がつく見た目はイネやタケに似ています。収穫された茎を搾って得られる汁(搾汁)から砂糖が精製されます。さらに搾りかす(バガス)はパルプや燃料として再利用され、副産物の廃糖蜜(モラセス)はラム酒の原料や飼料にもなります。
さとうきびの主な特徴と用途は次のとおりです。
- ブラジル・インド・中国・タイなどが世界の主要生産国
- 日本では鹿児島・沖縄が主な産地で、黒砂糖の原料としても知られる
- バガスからバイオエタノールが生産され、再生可能エネルギーとして注目される
- 沖縄では生のさとうきびをそのまま噛んで甘さを楽しむ食文化がある
さとうきびは人類の食文化と経済に大きな影響を与えてきた作物で、大航海時代には砂糖の需要が植民地経営や奴隷貿易と深く結びついた歴史もあります。現代では砂糖生産だけでなく、バイオ燃料や環境負荷の低い素材としての研究も進んでいます。
使い方・例文
沖縄の市場では、生のさとうきびが販売されており、皮をむいてかじると自然な甘みが口に広がります。
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