さいだん座とは?
さいだんざ
さいだん座は、南天に位置する星座で、古代の「祭壇」をかたどった88星座のひとつです。
さいだん座(学名:Ara)は、南天に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が定めた88星座のひとつです。「さいだん」とは日本語で「祭壇」を意味し、古代ギリシャ・ローマ神話において神々に生け贄を捧げる祭壇のイメージに由来します。
この星座の歴史は非常に古く、古代ギリシャの天文学者プトレマイオスが2世紀に著した『アルマゲスト』にも記載された48星座のひとつです。ギリシャ神話では、オリンポスの神々がティタン神族との戦い(ティタノマキア)の際に、勝利の誓いを立てた祭壇だとも伝えられています。
さいだん座は赤緯が約マイナス50度前後に位置するため、日本からは南の地平線近くにしか見えず、観察は容易ではありません。南半球、とくにオーストラリアや南アフリカでは天頂付近でよく見えます。
主な特徴は以下の通りです。
- 面積は約237平方度で、中程度の大きさの星座
- 最も明るい星はβ星で、2等星台の輝きを持つ
- 天の川銀河の中心方向に近いため、散開星団や星雲が多く点在する
- NGC 6193などの散開星団が有名
古代から人類の宗教・精神文化と結びついてきたさいだん座は、神話と天文学が交差する星座として、今日でも星座好きの人々に親しまれています。
使い方・例文
さいだん座は夏の夜に南の空低くに位置します。日本では観察しにくいため、プラネタリウムや南半球への旅行の際に実際の星空で確認する機会が生まれます。
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