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くず粉とは?

くずこ

くず粉とは、クズ(葛)の根から抽出したデンプンを精製した白い粉で、料理や和菓子のとろみ付けに使われます。

くず粉(葛粉)は、マメ科のつる性植物であるクズの根から採取したデンプンを洗い精製した粉末です。純白でさらさらとした粉で、水に溶かして加熱すると透明感のあるとろみを生み出します。

葛粉の製造は手間のかかる作業で、秋から冬にかけて掘り起こした葛の根を砕き、水でさらしてデンプンを沈殿させ、乾燥させる工程を繰り返します。本葛粉(本くず粉)はこの工程を丁寧に行ったもので、市場に出回る量は少なく高価です。一方、市販の多くは馬鈴薯デンプン(片栗粉)などを混ぜた「葛粉」も存在するため、原材料の確認が大切です。

くず粉の主な用途は次の通りです。

  • 和菓子:くず餅、くず桜、水まんじゅうなど透明感のある涼しげな菓子
  • 料理のあんかけ:片栗粉より透明度が高く上品な仕上がりになる
  • 葛湯:お湯で溶いて飲む温かい飲み物。体を温め消化を助けるとされる

漢方・薬膳の観点からも葛粉は注目されており、風邪のひき始めや胃腸不調の際に葛湯として飲む習慣が昔から続いています。加熱すると生まれる独特のとろみと透明感は、片栗粉では代替しにくい葛粉独自の魅力です。

使い方・例文

くず粉を水に溶かし砂糖と混ぜて蒸すと、透き通った涼しげな「くず饅頭」が作れます。夏の和菓子として広く親しまれています。

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