くじら座とは?
くじらざ
くじら座とは、秋の南天に広がる大きな星座で、変光星ミラを有することや、ギリシャ神話のペルセウス伝説に登場する海の怪物ケートスとして知られます。
くじら座(Cetus)は、国際天文学連合(IAU)が定める88星座の一つで、秋の南天に位置する大型の星座です。面積の広さでは全88星座の中でも上位に入り、暗い星が多く構成されているため目立ちにくいですが、天文学的に重要な天体を多く含んでいます。
ギリシャ神話では、ポセイドンが送り込んだ海の怪物「ケートス」として描かれており、エチオピアの王女アンドロメダを生け贄として捧げようとする場面に登場します。英雄ペルセウスがこの怪物を退治し、アンドロメダを救う物語は、ペルセウス座・アンドロメダ座・カシオペヤ座などの隣接する星座群とあわせて一連の神話として語られています。
くじら座で最も有名な天体は変光星「ミラ(Mira)」です。ミラは約330日の周期で明るさが大きく変化する脈動変光星の代表例であり、近代天文学の発展にも大きく貢献しました。また、くじら座タウ星(タウ・ケチ)は太陽に比較的近い恒星として地球外生命探査の研究対象として注目されています。
使い方・例文
秋の星座観察や天文の授業で「くじら座」が取り上げられるほか、変光星ミラを題材にした天文研究の文脈でも頻繁に登場します。
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