からすみとは?
からすみ
からすみとは、ボラなどの魚の卵巣を塩漬けにして乾燥させた高級珍味で、日本の三大珍味のひとつに数えられます。
からすみとは、ボラ(または代替魚)の卵巣を取り出して塩漬けにした後、丁寧に乾燥・熟成させた魚卵加工品です。表面は濃い橙色から茶褐色で、しっとりとした重みがあり、薄くスライスして食べると濃厚な旨みと塩味が口いっぱいに広がります。日本の三大珍味(からすみ・このわた・うにまたは越前がに)のひとつに数えられる高級食材です。
名前の由来は、中国から伝わった墨(唐墨=からすみ)の形に似ていることから来ています。日本では長崎県が主な産地として知られており、江戸時代から長崎の名産品として珍重されてきました。イタリアやスペインにも類似した食品(ボッタルガ)が存在し、地中海料理では料理の風味づけにすりおろして使われます。
からすみの主な特徴と用途は以下の通りです。
- 旬はボラの卵が充実する秋から冬にかけてで、この時期に作られたものが最良とされる
- 薄くスライスしてそのまま食べる他、大根と合わせた「からすみ大根」が定番のおつまみ
- パスタに削りかけるイタリア風の使い方も人気が高い
- 高価なため贈答品・おみやげとしても流通する
からすみは製造に手間と時間がかかるため価格が高く、100グラムあたり数千円以上になることも珍しくありません。お酒との相性が良く、日本酒・白ワイン・焼酎などとともに少量を楽しむ贅沢な食材です。
使い方・例文
日本酒の肴として薄切りにしたからすみと大根を並べた一皿が出てくる場面や、パスタに仕上げとして削りかける料理でその名前を目にすることがあります。
この用語をシェア
最終更新: