かすみそうとは?
かすみそう
かすみそうとは、小さな白い花が霞のように群がり咲くナデシコ科の植物で、花束やブーケの脇役として広く使われる切り花です。
かすみそう(霞草)は、ナデシコ科ジプソフィラ属に属する植物の総称で、学名はGypsophila paniculata(パニキュラータ種)が最もよく知られています。原産地はヨーロッパ東部から中央アジアにかけての地域で、日本には明治時代以降に観賞用として導入されました。
最大の特徴は、細い茎が幾重にも枝分かれし、その先々に米粒ほどの小さな白い花(または淡いピンク色)が密集して咲く姿です。この様子が霞(かすみ)に見えることから「霞草」の名が付きました。草丈は50〜100センチメートル前後で、初夏から夏にかけて開花します。
園芸・フラワーアレンジメントの世界では、主に次のような使われ方をします。
- バラや百合など主役となる花を引き立てる「フィラー(充填材)」として花束に加える
- ウェディングブーケに清楚な雰囲気をもたらす
- ドライフラワーにしやすく、リースやスワッグの素材として人気がある
- 切り花の水あげが比較的容易で、日持ちもよい
また、石灰質の土壌(アルカリ性)を好む性質があり、属名のGypsophilaはギリシャ語で「石膏を好む」を意味します。地植えにすると宿根草として毎年花を咲かせる品種もあります。近年は一重咲き・八重咲きのほか、ピンクや赤に着色した商業品種も流通しています。
使い方・例文
花屋でバラの花束を購入すると、周囲に添えられている白い小花がかすみそうです。ウェディングや卒業式のブーケにも定番の存在です。
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