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VVVF インバータとは?

ぶいぶいぶいえふいんばーた

VVVFインバータとは、電車の駆動モーター供給する電力の電圧と周波数を可変制御する電力変換装置です。

VVVFインバータは「Variable Voltage Variable Frequency」の略で、直流または交流電力を任意の電圧周波数の交流電力に変換する装置です。現代の電車のほぼすべてに搭載されておりモーター回転数をなめらかに制御することで、スムーズな加速・減速を実現します。

仕組みとしては、パワー半導体素子(IGBT・GTOサイリスタなど)を高速でスイッチングすることで、直流電力を疑似的な正弦波交流に変換します。スイッチングのタイミングをマイコンで精密に制御することで、電圧と周波数を自在に変えられます。

VVVFインバータが普及する以前は、抵抗制御や界磁チョッパ制御が主流でしたが、これらは電力の一部を熱として捨てる非効率な方式でした。VVVFインバータは回生ブレーキとの組み合わせにより、制動時の運動エネルギーを電力として回収できるため、省エネルギー効果が大きいという特徴があります。

主要な特徴をまとめると次のとおりです。

  • 電力損失が少なく省エネルギー
  • 交流誘導電動機を使用できるためメンテナンスが容易
  • 加速・減速のフィーリングが滑らか
  • 制御ソフトウェアの更新により性能向上が可能

鉄道ファンの間では、VVVFインバータが発する独特の音(モーター音の音程変化)が「VVVFサウンド」として親しまれており、メーカーや車種によって異なる音質が話題になることもあります。

使い方・例文

駅を出発した電車が静かにスムーズに加速していく場面で、あの独特の変調した電子音とともに働いているのがVVVFインバータです。

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