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UTM座標系とは?

ゆーてぃーえむざひょうけい

UTM座標系とは、地球表面を複数の帯状ゾーンに分けて平面直角座標で表す国際的な地図座標系で、測量や地理情報システムで広く使われます。

UTM座標系(Universal Transverse Mercator、ユニバーサル横メルカトル座標系)は、地球全体を経度6度ごとの「ゾーン」に分割し、それぞれの帯状区域内でガウスクリューゲル投影(横メルカトル投影)を用いて平面座標に変換する座標系です。全世界で60のゾーンが設定されており、赤道を中心に北緯84度から南緯80度までの範囲をカバーします。

UTM座標は、各ゾーン内における位置を「東方向(Easting)」と「北方向(Northing)」のメートル単位の数値で表します。ゾーンの中央経線を基準(Easting = 500,000m)とすることで、ゾーン内での正負の混在を避ける工夫がされています。

UTM座標系の主な特徴と利点は以下の通りです。

  • 距離・面積の計算が平面上のメートル単位で行えるため、精度の高い測量に適している。
  • 国際的に標準化されており、GPS機器や地理情報システム(GIS)ソフトウェアで広くサポートされている。
  • 異なる国や地域にまたがるデータを統一的な座標で扱える。

一方、ゾーンをまたぐ広域の計算では座標系の変換が必要になるという制約もあります。日本では独自の平面直角座標系が測量に使われますが、国際的なデータ共有やリモートセンシングの分野ではUTM座標系が標準として用いられることが多いです。

使い方・例文

GISソフトウェアで地図データを読み込む際に「座標系:UTM Zone 54N」のように表示されることがあり、日本周辺の地理データではゾーン53〜55が使われます。

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