SENTINEL衛星とは?
せんちねるえいせい
SENTINEL衛星とは、欧州宇宙機関(ESA)が欧州地球観測プログラム「コペルニクス」のために打ち上げた地球観測衛星シリーズです。
SENTINEL衛星(センチネル衛星)は、欧州宇宙機関(ESA)が主導する地球観測プログラム「コペルニクス(Copernicus)」の中核を担う衛星群です。環境監視・気候変動対応・防災・農業・海洋管理など幅広い分野に対応するため、観測目的に応じた複数のシリーズが設計・運用されています。
主なシリーズとその特徴は以下のとおりです。
- Sentinel-1:合成開口レーダー(SAR)を搭載し、昼夜・天候を問わず地表の変位や洪水・地滑りを観測
- Sentinel-2:多スペクトル光学センサーを搭載し、植生指数(NDVI)計算や農業・森林のモニタリングに広く活用
- Sentinel-3:海洋・陸域の温度・色・高度を計測し、海面水温や植生の広域モニタリングを担う
- Sentinel-5P:大気組成(NO₂・オゾン・メタンなど)を観測し、大気汚染の追跡に使用
SENTINELシリーズの観測データはコペルニクスオープンアクセスハブ(Copernicus Open Access Hub)を通じて無償公開されており、研究者・行政機関・民間企業を問わず誰でも利用できます。このオープンデータ政策は、衛星リモートセンシングの民主化に大きく貢献しています。地球規模の環境変化を継続的に記録するため、各シリーズは複数機体で構成されており、高頻度の再訪が可能です。
使い方・例文
「Sentinel-2の画像を解析して、農地の植生指数の季節変化を追跡した」というように、リモートセンシングや環境モニタリングの研究・実務で頻繁に登場します。
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