RORO船とは?
ろーろーせん
RORO船とは、車両や貨物をランプウェイ(傾斜路)を使って自走・牽引で積み降ろしできる船舶で、フェリーや自動車専用船などに広く使われています。
RORO船(ロールオン・ロールオフ船、Roll-on/Roll-off ship)は、「ロールオン」「ロールオフ」という名称が示すとおり、貨物や車両が自走あるいは牽引されながら船内に乗り込み(ロールオン)、目的地で乗り降り(ロールオフ)できる設計の船舶です。
従来のコンテナ船や在来船ではクレーンを使って荷物を吊り上げて積み降ろしするのに対し、RORO船では船尾・船首・船側に設けられたランプウェイ(可動式の傾斜路)を使って車両が自走で乗り入れます。このため荷役作業が効率的で、短時間での積み降ろしが可能です。
RORO船の主な種類には次のものがあります。
- カーフェリー:乗用車と旅客を同時に輸送する。国内の長距離フェリー航路に多く見られる
- 自動車専用船(PCTC):完成した自動車(新車)を大量に輸送する。輸出入に使われる
- 貨物RORO船:トレーラーや農業機械・建設機械などを輸送する
日本国内では北海道〜本州間や九州〜本州間のフェリー航路で多くのROROフェリーが運航されており、トラック輸送とのシームレスな連携により物流において重要な役割を担っています。国際的にも完成自動車の輸出に不可欠な船種として、日本の自動車メーカーが運航を支援する大型RORO船が世界中の航路を行き交っています。
使い方・例文
新車を製造工場から港まで運び、RORO船に自走で積み込んで海外の輸出先に届ける、という物流の場面でよく登場します。
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