Podmanとは?
ぽっどまん
PodmanとはRed Hatが開発したデーモンレスのコンテナエンジンで、Dockerと高い互換性を持ちながらroot権限なしで動作します。
Podmanは、Red Hatを中心としたコミュニティが開発しているオープンソースのコンテナ管理ツールです。2018年頃からOCI(Open Container Initiative)準拠のコンテナランタイムとして普及し、RHEL・Fedoraでは標準のコンテナツールとして採用されています。
Dockerとの最大の違いはデーモンレスアーキテクチャです。Dockerはdockerdというバックグラウンドデーモンが常に稼働する必要がありますが、Podmanはその都度コンテナプロセスを直接fork/execで起動します。これにより以下のメリットが生まれます。
- rootlessモード: 一般ユーザー権限のみでコンテナを起動でき、ホストへの影響リスクを低減
- デーモン障害によるコンテナ全停止がない
- systemdとの統合が容易(コンテナをsystemdサービスとして管理)
コマンド体系はDockerとほぼ同一であり、エイリアスを設定するだけでDockerコマンドの置き換えとして使えます。また、Podman Desktopというデスクトップアプリケーションも提供されており、Macでのローカル開発にも対応しています。Kubernetes連携においてはpodman generate kubeでKubernetesマニフェストを生成する機能も持ちます。
使い方・例文
CI環境でDockerデーモンが使えない場合でも、Podmanはrootlessで動作するため一般ユーザーのパイプライン内でコンテナイメージのビルドや実行が行え、セキュリティポリシーの厳しい環境でも採用されています。
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