OEE(設備総合効率)とは?
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OEE(設備総合効率)とは、製造設備の稼働状況を「可動率・性能稼働率・良品率」の三つの指標で総合的に評価する製造業の管理指標です。
OEE(Overall Equipment Effectiveness:設備総合効率)は、製造現場における設備の実質的な生産性を定量化するための指標です。TPM(全員参加の生産保全)活動の中で生まれ、世界中の製造業で広く使われています。
OEEは以下の三要素の積で計算されます。
- 可動率(Availability):計画稼働時間に対する実際の稼働時間の割合。故障・段取り替えなどによる停止時間を反映する
- 性能稼働率(Performance):実際の生産速度を理論(最大)速度と比較した割合。スピードロスを示す
- 良品率(Quality):生産された製品のうち不良品・手直し品を除いた良品の割合
例えば可動率90%・性能稼働率85%・良品率98%の場合、OEEは約75%となります。世界水準の目安は85%とされており、この数値を目標に改善活動が行われます。
OEEを定期的に測定することで、ボトルネックとなっている損失(停止・速度低下・不良)が可視化され、設備投資なしに生産能力を向上させられる余地が明確になります。製造DXの文脈でも、IoTセンサーとデータ収集システムを組み合わせたリアルタイムOEE監視が注目されています。
使い方・例文
工場の生産ラインで月次OEEを算出したところ62%だったため、性能稼働率の低さを重点改善し、段取り時間短縮と速度条件の見直しによって翌月に78%まで改善できた事例があります。
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