NOTAMとは?
のーたむ
NOTAMとは、航空機の運航に影響するさまざまな情報を航空関係者に周知するための公式な航空通告のことです。
NOTAM(ノータム)は「Notice to Air Missions」の略称で、以前は「Notice to Airmen」とも呼ばれていました。空港・飛行場・航空路・航空施設などに関する情報のうち、航空機の運航安全に影響する事項を、事前または速やかに航空関係者へ周知するための公式通報です。国際民間航空機関(ICAO)が標準フォーマットを定めており、各国の航空当局が発行します。
NOTAMが発行される主な情報は次のとおりです。
- 飛行禁止区域・制限空域の設定(国賓来訪、軍事演習など)
- 空港や滑走路の閉鎖・工事・使用制限
- 航法援助施設(VOR、ILSなど)の障害・停止情報
- 障害物(クレーン、風力発電機など)の新設
- 航空図や手順書の変更に関する一時的な訂正
NOTAMは英語のコード化された書式で書かれており、記号と略語を多用した独特のフォーマットを持ちます。パイロットはフライト前のブリーフィングでNOTAMを確認することが義務づけられており、最新のNOTAMを把握しないままの飛行は重大な安全リスクをもたらします。
近年はデジタル化が進み、NOTAMの検索・閲覧システムが整備されています。また一部のNOTAMは「D-ATIS(デジタル飛行場情報放送)」などで電子的に配信される仕組みも普及しています。
使い方・例文
離陸前のブリーフィングでパイロットが「目的地空港のILSが点検で停止中」というNOTAMを確認し、代替進入方式を計画するといった場面で登場します。
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