Lカットとは?
えるかっと
Lカットとは、現在のシーンの音声を次のシーンの映像にも引き続き流す映像編集技法で、場面転換を滑らかにつなぐ効果があります。
Lカット(L-Cut)とは、映像編集における音声と映像のタイミングをずらすトランジション技法のひとつです。現在のシーン(A)の音声が終わった後も、映像だけが次のシーン(B)に切り替わり、Aの音声がBの映像の上に流れ続ける手法です。タイムライン上の波形が「L」の字に見えることからこの名称が付きました。
Lカットは、会話シーンや回想・反応の演出に特に効果的です。
- AがBの言葉に反応している表情を見せながら、Aのセリフが続く
- 回想シーンで過去の映像に切り替わりつつ、現在のナレーションや会話音声が続く
- ある場所の映像に切り替えながら、別の場所の環境音を引き続き流す
たとえば、インタビュー映像でインタビュアーの質問音声が続く中、映像だけ回答者の表情や関連映像(Bロール)に切り替わる演出は典型的なLカットです。ドキュメンタリーではナレーションの音声を保ちながら映像だけを差し替える手法として特によく使われます。
対義語はJカット(J-Cut)で、こちらは次のシーンの音声が先に流れ始める技法です。LカットとJカットを使い分けることで、映像全体のリズムと観客の視聴感覚を自然に誘導する編集が可能になります。
使い方・例文
「Lカットを活用して、会話の音声を残しながら映像を関連する場面に切り替えると、ドキュメンタリーの流れが滑らかになった」という形で使われます。
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