Japan Colorとは?
じゃぱんからー
Japan Colorとは、日本の商業印刷における標準的な色再現条件を定めた印刷カラースタンダードのことです。
Japan Color(ジャパンカラー)とは、日本の印刷業界が策定した印刷色の標準規格です。日本印刷産業機械工業会(JAGAT)と関連団体が中心となって策定し、オフセット印刷における標準的なインク色・紙種・刷り条件を定めることで、印刷物の色品質を全国的に統一することを目的としています。
Japan Colorには用途別に複数の規格があります。
- Japan Color 2011 Coated:コート紙向けの標準プロファイル(もっとも広く使われる)
- Japan Color 2011 Uncoated:上質紙など非塗工紙向け
- Japan Color 2001 Newspaper:新聞印刷向け
- Japan Color Digital:デジタル印刷・オンデマンド向け
実際の運用では、ICCプロファイルの形式で提供されており、Adobe PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトでJapan Colorのプロファイルを設定することで、画面上の表示色と印刷物の色を近づけたカラーマネジメントが可能になります。
印刷会社やデザイン事務所がJapan Colorに準拠したワークフローを採用することで、色校正の回数削減・コスト節約・顧客との色認識のすり合わせが容易になります。国際標準のISO 12647とも整合が取られており、グローバルな印刷取引にも対応しています。
使い方・例文
カタログのデータ制作時にAdobe IllustratorのカラーモードをJapan Color 2011 Coatedに設定しておくと、印刷所での仕上がりとモニター表示の色のズレを最小限に抑えられます。
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