GXとは?
じーえっくす
GXとは、化石燃料中心の経済・社会をクリーンエネルギー中心に転換していくグリーントランスフォーメーションの略称です。
GX(Green Transformation)とは、温室効果ガスの排出を抑えながら経済成長も実現するために、エネルギーシステム・産業構造・社会インフラをグリーン(脱炭素)方向へ根本的に転換していく取り組みの総称です。DX(デジタルトランスフォーメーション)と並ぶ日本政府の重要政策として位置付けられています。
日本では2022年末に「GX実現に向けた基本方針」が策定され、今後10年間で150兆円規模の官民投資を誘導することが目標として掲げられました。この実現に向けて2023年に「GX推進法」「GX脱炭素電源法」が成立し、制度的な基盤が整えられています。
GXの主な施策領域は以下のとおりです。
- 再生可能エネルギーの大幅拡大(太陽光・洋上風力など)
- 原子力発電の活用と次世代炉の開発
- 水素・アンモニアなどカーボンフリー燃料の普及
- 省エネ技術・CCUS(CO2回収・利用・貯留)の推進
- カーボンプライシング(排出量取引・炭素税)の導入
GXは単なる環境対策ではなく、産業競争力の強化と雇用創出を同時に達成する経済戦略として捉えられています。欧州の「グリーンディール」や米国の「インフレ削減法(IRA)」と並ぶ脱炭素政策の潮流の中で、日本の産業界にも対応が強く求められています。
使い方・例文
自動車メーカーがガソリン車の生産比率を段階的に下げてEVへ転換し、工場の電力を再生可能エネルギーに切り替えることで排出量を削減する一連の取り組みが、企業レベルのGXの代表例です。
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