Cd値とは?
しーでぃーち
Cd値とは、物体が空気中を移動するときの空気抵抗の大きさを示す無次元係数で、値が小さいほど空力的に優れています。
Cd値(空気抵抗係数、英語ではCoefficient of Drag)は、車両や物体が流体(主に空気)の中を進む際に受ける抵抗力の大きさを表す無次元の数値です。風洞実験や流体シミュレーション(CFD)によって計測・算出されます。
Cd値単体だけでなく、前面投影面積(A)との積である「CdA」も空気抵抗の実用的な指標として使われます。同じCd値でも車体が大きければ受ける力は大きくなるためです。
Cd値の目安は以下の通りです。
- 一般的な乗用車:0.25〜0.35程度
- 空力を追求したセダン・EV:0.20〜0.25程度
- スポーツカー(ダウンフォース重視):0.30以上になることもある
- トラック・SUV:0.35〜0.45程度
Cd値が低いほど高速走行時の燃費・電費が向上し、風切り音も低減されます。特に電気自動車では航続距離に直結するため、各メーカーがテスラ「モデルS」のCd 0.208のような極めて低い値の達成を競っています。一方で空力的な効率だけを追求すると冷却性能の確保やデザインとの両立が課題となり、実際の設計では多くのトレードオフが生まれます。
使い方・例文
高速道路を長距離走行するときに燃費が良いかどうかは、車のCd値(空気抵抗係数)が大きく影響しており、電気自動車のカタログスペックに必ず掲載される重要な数値です。
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