CBTCとは?
しーびーてぃーしー
CBTCとは、無線通信と車上コンピュータを使って列車の位置を連続的に把握し、安全かつ効率的に運行を制御する列車制御システムです。
CBTC(Communications-Based Train Control:通信ベース列車制御)とは、地上設備と車上設備が無線通信(主に無線LAN)でリアルタイムにデータを交換し、列車の正確な位置・速度・方向を継続的に把握して運行を自動制御する鉄道信号システムです。
従来の軌道回路式信号システムでは、閉そく区間ごとに列車の有無を検知するため、1区間に1列車しか入れないという制約がありました。CBTCでは列車の位置を連続的に把握できるため、列車間隔を必要最小限まで縮められ、同じ路線でより多くの列車を走らせることが可能になります。
CBTCの主な特徴は次のとおりです。
- 移動閉そく(Moving Block):固定された区間単位でなく、各列車の実際の位置・速度に基づいて安全距離を動的に設定する
- 自動運転との親和性:ドライバーレス運転(GoA4)や自動列車運転(ATO)と組み合わせやすい
- 省インフラ:軌道回路が不要になるため、保守コストを削減できる
- 国際標準:IEEEが標準規格(IEEE 1474)を整備している
世界では香港MTR・シンガポールMRT・バルセロナ地下鉄など多くの都市鉄道で採用されています。日本でも横浜市営地下鉄グリーンラインや将来の路線でCBTC技術の導入が進んでいます。乗客の増加に対応した輸送力強化と安全性向上を両立できるとして、次世代鉄道信号の主流となっています。
使い方・例文
「この路線はCBTCを採用しているため、列車の間隔を短くして朝のラッシュ時でも高頻度運転が可能です」のように、都市鉄道の運行システムを説明する場面で使われます。
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