AEDとは?
えーいーでぃー
AEDとは、心臓が正常なリズムを失ったときに電気ショックを与えて心拍を回復させる、一般市民でも使用できる医療機器です。
AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)は、心臓が「心室細動」などの致死的な不整脈を起こした際に、電気ショックを自動的に解析・供給して正常な心拍リズムを取り戻すための医療機器です。
心臓突然死の主な原因である心室細動は、心臓の筋肉が細かく震えるだけで血液を送り出せない状態です。この状態が続くと脳への血流が途絶え、数分以内に死亡または重篤な後遺症が生じます。AEDは心電図を自動解析し、電気ショックが必要と判断した場合にのみ通電するため、医療の専門知識がなくても安全に使用できる設計になっています。
AEDを用いた救命処置の手順は以下の通りです。
- 倒れている人を発見したら、周囲の人に119番通報とAEDの手配を依頼する
- 胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始する
- AEDが届いたら電源を入れ、音声ガイダンスに従って電極パッドを貼る
- AEDが心電図を解析し、必要なら電気ショックを行う
- ショック後もガイダンスに従い胸骨圧迫を再開する
日本では2004年に一般市民によるAED使用が解禁され、以降、駅・学校・商業施設・公共機関など多くの場所に設置が進みました。AEDが使用されるまでの時間が1分短縮されるごとに生存率が約10%向上するといわれており、早期使用が救命の鍵を握っています。
使い方・例文
駅のホームで人が倒れた際、近くにいた市民がAEDを使用して電気ショックを与え、救急隊員が到着する前に心拍を回復させた、というような場面で用いられます。
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