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除細動とは?

じょさいどう

除細動とは、心臓が細かく震える心室細動などの不整脈電気ショックによって正常なリズムに戻す救命処置です。

除細動(じょさいどう、Defibrillation)は、心臓が無秩序に細かく収縮する「心室細動」や「無脈性心室頻拍」などの致死的な不整脈に対して、心臓に電気ショックを与えることで正常な洞調律を回復させる緊急処置です。心室細動が起きると心臓は血液を送り出せなくなり、放置すれば数分以内に脳に不可逆的な損傷が生じます。

除細動の仕組みは、短時間に大きな電流を心臓全体に流すことで、バラバラに動いていた心筋細胞を一斉に不応期(興奮できない状態)に導くことです。これにより心臓全体がリセットされ、本来の洞房結節によるリズム信号が再び主導権を取り戻すことができます。

除細動の主な手段には以下があります。

  • AED(自動体外式除細動器) — 市民でも使える自動型。公共施設や駅に設置
  • マニュアル除細動器 — 医療従事者が波形を確認しながら使用する医療機器
  • ICD(植込み型除細動器) — 心臓に埋め込み、異常検知時に自動で放電

救命の連鎖(Chain of Survival)において除細動は中核的な役割を担い、心停止後に除細動が行われるまでの時間が短いほど生存率は高くなります。1分ごとに約10%生存率が下がるとされ、迅速な対応が生死を分けます。

使い方・例文

「駅のホームで倒れた人に対し、居合わせた人がAEDを持ってきて除細動を行ったことで、救急隊員が到着する前に心拍が再開した」のような救命場面で使われる言葉です。

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