本文へスキップ

黒ひげコケとは?

くろひげこけ

黒ひげコケとは、水槽内の水草や器材の表面発生する黒〜濃紫色の剛毛状の藻類で、除去が難しいアクアリウムの厄介なコケです。

黒ひげコケは、紅藻類(赤藻門)に属する藻類の一種で、アクアリウムの世界では最も除去が困難なコケのひとつとして知られています。名前のとおり黒〜濃い紫色をした剛毛のような形状が特徴で、水草の葉縁・流木・石・フィルターのパイプなど、水流の当たりやすい場所に好んで付着します。

発生原因としては、リン酸塩の過剰蓄積と水流の停滞が代表的な要因とされています。フィルターの吐出口や水流の行き止まりになりやすい場所に多く見られることから、適切な水流の設計が予防のカギになります。また、換水不足や過剰な給餌による有機物の蓄積も誘因となります。

除去方法には複数のアプローチがあります。

  • 木酢液や食酢を患部に直接塗布してから水槽に戻す(枯死させてサイアミーズフライングフォックスに食べさせる)
  • サイアミーズフライングフォックスなど黒ひげコケを食べる生体を導入する
  • 流木や器材を水槽外に取り出して漂白剤でリセット洗浄する
  • 水草ごと除去して新しい株に差し替える

一度発生すると根絶が難しいため、予防が最も重要です。週1〜2回の換水でリン酸塩を薄める、フィルター清掃を定期的に行う、水流の死角をなくすレイアウト設計を心がけることが効果的な対策です。

使い方・例文

外部フィルターのシャワーパイプ付近や、換水頻度が下がった水槽の流木表面に黒い剛毛状の塊が付着している場面で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語