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鳥獣害対策とは?

ちょうじゅうがいたいさく

鳥獣害対策とは、農作物や生活環境に被害を与える野生動物から守るために行う防除・管理の取り組みのことです。

鳥獣害対策とは、イノシシシカ・サル・クマカラスなどの野生動物が農作物や生活空間に与える被害を防ぐために実施される防除・捕獲・環境整備などの一連の取り組みを指します。日本では農業被害額が年間数百億円規模に達するとされており、特に中山間地域における深刻な問題となっています。

鳥獣害対策は大きく以下の3つのアプローチに分類されます。

  • 侵入防止:電気柵・金属網・防鳥ネットなどを設置して農地や集落への侵入を物理的に遮断する
  • 追い払い・忌避:爆音機・光反射テープ・忌避剤・番犬などで動物を近づけないようにする
  • 捕獲・個体数管理:わなや銃を使った有害鳥獣捕獲、または個体数調整のための狩猟促進

法的な根拠としては「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」があり、捕獲には原則として許可が必要です。国や都道府県は補助金や技術的支援を通じて対策を後押ししており、「鳥獣被害防止特措法」に基づく市町村の被害防止計画策定も進んでいます。

近年は人口減少に伴う耕作放棄地の増加や里山の管理放棄が野生動物の生息域拡大を招いており、単なる駆除にとどまらない人と野生動物の共存を目指した総合的な管理が求められています。ICTを活用したスマート捕獲や自動検知システムの導入も広がっています。

使い方・例文

農家が田畑の周囲に電気柵を設置してイノシシの侵入を防いだり、市町村の補助を受けてシカ捕獲用のくくりわなを設置したりするのが、典型的な鳥獣害対策の実例です。

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