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高麗楽とは?

こまがく

高麗楽とは、雅楽の演奏形式のうち朝鮮半島(高句麗・百済・新羅など)から伝来した音楽・舞楽をもとに日本で発展した演奏様式のことです。

高麗楽(こまがく)は、日本雅楽において「右方(うほう)」に分類される演奏・舞楽の様式で、朝鮮半島の諸国(高句麗・百済・新羅など)から伝来した音楽を起源とします。「高麗」とは高句麗を指す表記とされますが、広く朝鮮半島系の音楽をまとめて指す言葉として使われてきました。

雅楽は大きく「左方(さほう)」と「右方(うほう)」に分けられます。左方は中国・インド系の唐楽(とうがく)が主体であるのに対し、右方の高麗楽は朝鮮半島系・北方系の音楽が主体です。舞楽においても左方・右方の演目はそれぞれ決まっており、演奏される楽器の編成も異なります。

高麗楽で用いられる主な楽器には以下のものがあります。

  • 高麗笛(こまぶえ):細く高い音域を持つ横笛
  • 篳篥(ひちりき):リードを持つ縦型の管楽器
  • 鉦鼓(しょうこ)・楽太鼓・三の鼓(さんのつづみ)などの打楽器

代表的な舞楽演目には「納曽利(なそり)」「貴德(きとく)」などがあります。現在でも宮中祭祀や皇室行事、大社の祭礼において演じられており、雅楽の重要な構成要素となっています。

使い方・例文

雅楽の公演プログラムで「高麗楽」と記されている演目は、朝鮮半島由来の音楽を起源とする右方の舞楽として演じられます。

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