高速貨物列車とは?
こうそくかもつれっしゃ
高速貨物列車とは、一般の貨物列車より高い速度で運行し、時間に敏感な荷物を迅速に輸送するために設計された貨物列車です。
高速貨物列車(こうそくかもつれっしゃ)は、在来線の貨物列車のなかで比較的高い速度での走行が認可された列車種別です。日本のJR貨物では最高速度が時速110キロメートルに設定されており、一般的な貨物列車(時速65〜95キロメートル程度)より速く走ることができます。
高速貨物列車が必要とされる主な背景は次のとおりです。
- 生鮮食品・精密機器の輸送:鮮度や納期が求められる荷物を時間どおりに届けるため、速度と定時性が重要
- 夜間輸送の効率化:深夜から早朝にかけてダイヤを組み、翌朝の配送に間に合わせるスケジュールに対応
- トラック輸送からの転換:長距離輸送でトラックに対抗できる速達性を持たせ、モーダルシフト(環境負荷低減)を促進
高速貨物列車には、コンテナを積み降ろしやすいコンテナ車(コキ)が多く使われ、12フィート・20フィートコンテナを複数搭載して走ります。新幹線の線路を走る「新幹線物流」は別途議論されていますが、在来線高速貨物は現在の物流インフラの柱の一つです。
運行コストの低さと大量輸送の効率性から、宅配業者や食品メーカーがJR貨物と連携してこの列車種別を活用しています。
使い方・例文
北海道産の農産物を翌朝に関西の市場へ届けるため、夜間に高速貨物列車が長距離を走って輸送する場面が代表的な活用例です。
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