JR貨物とは?
じぇいあーるかもつ
JR貨物とは、1987年の国鉄分割民営化で設立された日本唯一の全国的な鉄道貨物輸送会社で、物流の動脈として産業を支えています。
JR貨物(日本貨物鉄道株式会社)は、1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化によって設立された旅客以外の鉄道貨物輸送専門の会社です。本社は東京都渋谷区に置き、北海道から九州まで全国規模で貨物輸送を行っています。
JR貨物は自社の線路を持たず、JR各旅客会社の線路を使用料(線路使用料)を払って走行するという独自の仕組みをとっています。この「アボイダブルコスト方式」と呼ばれる料金体系は長年議論を呼んでいます。
JR貨物の主な特徴は以下のとおりです。
- コンテナ輸送が主力で、12フィートコンテナを積んだ「コンテナ列車」が全国を結ぶ
- 石油・石灰石・自動車部品などを運ぶ専用貨車(タンク車・ホッパ車など)も運行
- 道路の渋滞・環境負荷軽減に貢献する「モーダルシフト(トラックから鉄道へ)」推進の担い手
- 北海道〜本州間を青函トンネルで結ぶ輸送は農産物など食料流通に欠かせない
近年はトラックドライバー不足(2024年問題)の深刻化を背景に、鉄道貨物の需要が改めて注目されています。一方で青函トンネルを共用する新幹線との速度差問題や、老朽化した機関車の置き換えなど、インフラ面の課題も抱えています。物流の効率化・脱炭素化の文脈でJR貨物の役割は今後さらに大きくなると見られています。
使い方・例文
「2024年問題でトラック不足が深刻化する中、JR貨物へのモーダルシフトが注目されています」「JR貨物のコンテナ列車が北海道の農産物を本州へ毎日大量に運んでいます」という形で登場します。
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