高性能林業機械とは?
こうせいのうりんぎょうきかい
高性能林業機械とは、林業における伐採・造材・集材などの作業を機械化・省力化するために開発された専用の大型作業機械のことです。
高性能林業機械とは、従来の人力や簡易な機械では対応が難しかった林業作業を、高度な機械力によって効率的かつ安全に行うために設計された専門機械の総称です。日本の林業では長らく、チェーンソーによる手作業伐倒や、ワイヤーを使った人力集材が主流でしたが、林業従事者の高齢化・減少が深刻化するなかで機械化の必要性が高まりました。
高性能林業機械の代表的な種類には以下のものがあります。
- ハーベスタ:立木の伐倒・枝払い・玉切り(一定長さへの切断)を一括して行う多機能機械
- フォワーダ:玉切りされた木材を積み込んで林道まで搬出する運搬機械
- プロセッサ:伐倒後の木材の枝払いと玉切りを行う機械(伐倒は含まない)
- スキッダ:丸太を引きずりながら集材する機械
これらの機械を活用することで、1人の作業員が従来の数倍から十数倍の生産量を確保できるとされています。日本では林野庁が高性能林業機械の導入を補助制度などで積極的に支援しており、国産材の安定供給と林業の持続可能な発展を目指す政策の柱のひとつとなっています。
使い方・例文
山の斜面に生い茂った杉を伐採する際、ハーベスタが立木をつかんで根元から切り倒し、枝を払いながら一定の長さに切りそろえる一連の作業を数分で完了させる場面に登場します。
この用語をシェア
最終更新: