香壺とは?
こうつぼ
香壺とは、香料や練香・香木などを保存・収納するために用いられる蓋付きの壺形の容器のことです。
香壺(こうこ・こうつぼ)とは、香料や練香、刻んだ香木などを収納・保管するための蓋付き容器です。香道や仏事、日常の香り文化において広く用いられてきた道具のひとつです。
素材は陶磁器・漆器・金属・木などさまざまで、用途や時代によって異なります。仏壇に置かれる香壺は香炉とともに三具足・五具足の一部として扱われることもあり、格式のある素材や意匠が施されます。香道では、場の雰囲気に合わせた意匠の香壺が好まれ、茶道の棗(なつめ)と同様に鑑賞の対象ともなります。
香壺の役割は、香料の乾燥・酸化・臭い移りを防ぐことにあります。特に練香(ねりこう)は湿気と温度の影響を受けやすいため、密閉性の高い容器での保管が重要です。
時代とともに形や様式は変化し、現代では輸入香料や精油を保管するための小型ガラス瓶を香壺と呼ぶ場合もあります。古来より工芸品としての価値も高く、名工による香壺は骨董市場でも珍重されています。
使い方・例文
香道の稽古では、季節の意匠が施された香壺に練香を収め、香炉や銀葉とともに所定の位置に飾って床を整えます。
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